私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中

ゆっくり息を吐き出した隼は、すっと立ち上がって自然な動作で私を腕の中へ引き寄せた。


『、結婚しよう』


「うん」


『はあー、押し倒したい』


「もう、雰囲気壊さないでよっ」


その胸を、トンと叩けばクスクスと笑う声が上から降ってきて。


『ね、夏織。』


「ん?」


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