私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中
shortstory《あなたにとって、》
ーー2月1日PM1:20
ガチャリッ、
「夏織ちゃーん、いる?」
「……びっ、くりした。」
「あー、ごめんごめん。」
チャイムも鳴らさずに、急に入ってこられる方の気持ちも考えてほしいものである。
「夏織ちゃん、隼はいねえの?」
「何か仕事で急用ができたらしくて、」
日曜日だというのに。