私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「夏織ちゃんが言いたくないんなら、
俺が当ててやろっか?」


……兄弟揃ってSなのね。


「ーー隼がキスしてくる時の顔に
似てる。だろ?」


見事に当てられてしまった私は、恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。


「……そ、うです」


ああ、もう。
顔から火が出そうなんて思っていると、


ーーカシャッ!


突然、携帯のシャッターがきられて。
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