好き✕好き
「美愛…透李君、死にそうだけど?」


捺実ちゃんに言われ慌てて顔を見ると青くなっていた。


「うわぁっ!ごめんー!!透李君大丈夫?」




「ごめんー!じゃねーし、危うく死ぬところだった」



透李君にそう言われシュンとなる。



うぅーーだって、あれは透李君があれを言おうとするから…

しかも、捺実ちゃんの前で…。

捺実ちゃん、どSだから絶対にからかわれるもん!


「あははっ、美愛ってば透李君の、事となると一生懸命なんだね!

見てて面白いよ!」



「むぅ……今のは透李君が、悪いんだもん」


「ふっ、あれは、美愛が言ったことだろ?なら、言ったって良くね?」


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