好き✕好き

ガーン……


放心状態の私のところにうっすらと汗をかいた透李君が来た。

「ほらな?1位取れただろ。次は、美愛だもんな。頑張れよ」


「うぅ……頑張れないよー」


「もうー!美愛!グスグス言ってないで早く用意して!ほら!行くよ!」


やる気満々の捺実ちゃんに引っ張られスタート位置についた。
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