天才な彼を笑わす方法







家に帰り、封筒を開ける。




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招待状
宮野叶子様


この度は、
瀬川七音と付き合えて
おめでとうございます。

ささやかなお祝いを
差し上げたいと思います。

下記の日に、
指定の場所へ来てください



――――――――――




手書きで書かれた、綺麗な字。

どことなく七音に似た字だけど、七音じゃない。

…誰だろ?




ささやかなお祝いか…。

何だろ?




書いてあった日付の日は学校が休みな上、丁度暇な日。

場所もココから遠くない。




「行ってみようかな」




私は軽い気持ちで行くことに決めた。







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