私が恋した最強ヤンキー様


でも‥‥
もしかしたらこれって原谷先輩に近付くチャンスかもしれないよねっ⁈



「佳菜美ありがとう。
私、頑張ってみるね‼︎」


「そうこなくっちゃ!
となれば‥‥今日の夜あたりメール送りなよ?」



今日の夜か‥‥。
よし、頑張るって決めたんだから!




「あーっ、やっぱり緊張するよぉ‥‥」



部屋のベッドでケータイを握りしめはや1時間。

文字を打ち込んでは消しそれをもう何回繰り返したことか。


だって、なんて送ったらいいかわからないんだもん。



ここは、やっぱりシンプルに送った方がいいのかな?

うん、そうしよう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーー
メルアドありがとうございます(^-^)/

私、1年生の吉沢梓(よしざわあずさ)といいます!
突然のメールごめんなさい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー



いい感じだよね……??


よ、よしっ、送信っ!!!!

私は思いきって送信ボタンをおした。


< 19 / 39 >

この作品をシェア

pagetop