私が恋した最強ヤンキー様


「ごちそうさまでした」



他愛のない話をしていると、原谷先輩がお昼を食べ終えた。


私はほんとに食べるのが遅いから、まだ半分くらき残っている。


ちょっと恥ずかしいな…。



「梓ちゃん、今週の日曜ひま??」



「暇ですけど……??」



何かあるのかなぁ?



「じゃあさ、俺とデートしようよ!!
俺梓ちゃんのこともっといろいろ知りたいし」



で、でーとっ?!?!

私、先輩にデート誘われてるの……?


夢みたい…


「梓ちゃん?
もしかして俺と出かけるのいや?」


「そそそそんなっ!!
すごく嬉しいです」

「ならよかった。
じゃあ今度の日曜日駅でね?」

「はいっ」


そう言って先輩は授業にいってしまった。


なんだか順調すぎてこわい……

でも嬉しい!!!!

そろそろ私も授業行かないとな、私も屋上をあとにした。
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