赤い君と青い君。
約束
昼休み。
私達はいつものように食堂で
ご飯を食べてた。
「やったー♪春、1000円
どうもありがとう♡」
「ありがとうっ」
はぁ…まさか本当に
イケメン君が来るなんて…
「でも予想以上にイケメン君だったね!」
「ほんとそれ。きっともうモテモテだよ」
「そうだろーね。」
まあどうでもいーけど。
「いいなっ同クラで!私も二組
いきたぁーい!!あ、でも春には
蓮くんいるもんね♪」
「えっ蓮はっ」
「俺が何だってー?」
あ、蓮!!
「あ、蓮くんだー♪見た?!転入生くん」
「うんっみたみた。かっこよかったねっ」
「うん!でも蓮くんも負けてないよー?」
「ははっありがとっ…あれ?もしかして春、
転入生くんに一目惚れしちゃった?」
え。
「してないよ。」
「あはっだって蓮くんいるしねー♪」
「えっだからっ」
「じゃ、俺行くねっ」
「え。ばいばーいっ♪」
私は蓮が行った事を確認すると
こっそり胸をなでおろした。
危なかった…
実は前から蓮のことが好きです…