至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「お姉ちゃんは知ってたんでしょ……」
このままだと、いつまでも何も切り出してくれなさそうで、仕方なく口を開いた。
「何を…?」
「双葉園が、柳迅会からの援助を受けてたって……」
「……っ……」
お姉ちゃんが息をのんだ。
「あたしをここに置いてくれたのは、……本郷凌牙って人」
知ったばかりの凌牙の名字。
はじめて凌牙の名前を声に出して、本当に愛おしいと思った。
長い年月をかけて再会した、今一番信頼できる人。
このままだと、いつまでも何も切り出してくれなさそうで、仕方なく口を開いた。
「何を…?」
「双葉園が、柳迅会からの援助を受けてたって……」
「……っ……」
お姉ちゃんが息をのんだ。
「あたしをここに置いてくれたのは、……本郷凌牙って人」
知ったばかりの凌牙の名字。
はじめて凌牙の名前を声に出して、本当に愛おしいと思った。
長い年月をかけて再会した、今一番信頼できる人。