至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
熱い唇が、あたしの至る所を攻め続けていく。


「腹が痛えかもなんて忘れただろ」


「……んっ……」


凌牙の甘い刺激に、本当にそんなこと忘れて。


薬なんかより、数百倍も効果のある……キス……。


「どうなんだよ」


「んっ……」


聞いたくせに、返事する隙さえ与えてくれない強引さ。



深夜でもない家の中で、こんな行為をしているスリル感と。


このまま、熱に溺れてしまいたいという欲求。



だけど。


いよいよあたしの熱が高まってきたところで、突然唇を離された。
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