至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
そのままリビングに降りていくと、凌牙の言った通りテルさんがいた。


キッチンでコーヒーをドリップしているところで。


「優月も飲むか?」


そう聞かれて、小さく首を横に振る。



ポタッ…ポタッと、コーヒーが落ちていくのを見ながら、あることを思いだした。



自腹で写真立てを買ってくれたのも、あたしがお姉ちゃんの妹だから……?


あの写真にはお姉ちゃんも映ってた。


それを見たんだし、あたしが妹だとすぐに分かったはず。
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