至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「澤城を甘く見るなよ。手段を選ばない奴だし」


「下っ端があんな派手にやられて、澤城が黙ってるとは思えねえしな」


怖い。


体が震えた。


「大翔や旬は、学校で、その……澤城って人に会うんでしょ?……凌牙だって、テルさんだって……。大丈夫なの……?」


みんな、同じジャン高に通っている。


嫌でも同じ空間にいるんだから、そこで一触即発にならないのか心配だ。


「まあな。けど澤城は学校では派手にやってるわけでもねえし。結局下っ端の奴らも、澤城の指示がないと下手に動かねえからな」


「それが……今日はアキさんの指示で動いちゃったんだ……」


「ああ、だから余計に面倒だよ」


「内部抗争でも起きなきゃいいけどな」
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