至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
終わらなそうな話を、あたしから終わりにした。


ていうか、どっちの方が不良とか、争えるような2人じゃない。


あたしから見たら、どっちもどっちだから。


「あ?……ああ、そういうことな」


今更、あたしの話の途中だったことに気づいたように、我に返る烈さん。


頷いて、新しいタバコに火をつける。


「……そういうことなんです」


「へー、大した度胸だな」


好きになるのに、普通度胸なんて必要ないけど、烈さんがそう言う意味はなんとなく分かる。
< 295 / 815 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop