至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
向けられた顔は、さっきまでのだらけた感じではなく。
無駄に危機感のある形相を醸し出していて……。
「テルさんの家は本家に次ぐ場所だ。でけえ屋敷だぞ。んなとこに連れてってみろ。テルさんの用が済んだら、下の組員に回されるってオチもなくねえだろ」
テルさんの用……。
下の組員に……。
「えっ……テルさんの用…って」
まさか。
「男が女を家に連れ込む目的なんて一つだろうよ。たとえ、それがテルさんだとしてもな」
それって……。
「で、でも、テルさんはそんなことするような人には見えませんけど……」
無駄に危機感のある形相を醸し出していて……。
「テルさんの家は本家に次ぐ場所だ。でけえ屋敷だぞ。んなとこに連れてってみろ。テルさんの用が済んだら、下の組員に回されるってオチもなくねえだろ」
テルさんの用……。
下の組員に……。
「えっ……テルさんの用…って」
まさか。
「男が女を家に連れ込む目的なんて一つだろうよ。たとえ、それがテルさんだとしてもな」
それって……。
「で、でも、テルさんはそんなことするような人には見えませんけど……」