至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「えっ?」
「俺が冗談なんて言ったらおかしいか?」
「いや……そういう訳じゃ…」
まるで心の中をのぞかれた様なことを言われて、ドキリとした。
でも、その通り。
あたしの中でのテルさんは、冗談なんて決して言わない、凌牙に忠誠を尽くす人……。
「どれだけ酷い男だと思われてるんだろうな」
そう言ったテルさんが、物憂げにフッと笑い。
「これでも、人を好きになったりもするんだけどな……」
次のお皿を手に取り、ポツリと呟いた。
「……」
それがお姉ちゃんのことだと分かるあたしは、なんて言ったらいいのか分からなかった。
「俺が冗談なんて言ったらおかしいか?」
「いや……そういう訳じゃ…」
まるで心の中をのぞかれた様なことを言われて、ドキリとした。
でも、その通り。
あたしの中でのテルさんは、冗談なんて決して言わない、凌牙に忠誠を尽くす人……。
「どれだけ酷い男だと思われてるんだろうな」
そう言ったテルさんが、物憂げにフッと笑い。
「これでも、人を好きになったりもするんだけどな……」
次のお皿を手に取り、ポツリと呟いた。
「……」
それがお姉ちゃんのことだと分かるあたしは、なんて言ったらいいのか分からなかった。