至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
言われた意味が分からなかった。
首をかしげながらテルさんの顔をジッと見つめると、その視線はあたしの首元に落ちていて。
「……」
……何のことなのか、だんだん頭が理解していく。
と同時に、体中の熱がさらに上昇した。
さっきの凌牙の行為を思い返せば、思い当たることなんてただ一つ。
首元に走る熱い感触と、わずかな痛み。
恥ずかしさのあまり、テルさんの顔を見つめたまま指先を静かにボタンに滑らせ、解禁していたそこを閉じた。
……これで大丈夫ですか。
無言の問いかけに答えるように、テルさんが腕を離し、凌牙の居るあの鉄の扉に向かって歩き出す。
反対に、あたしはダダダダッと階段を駆け下りた。
首をかしげながらテルさんの顔をジッと見つめると、その視線はあたしの首元に落ちていて。
「……」
……何のことなのか、だんだん頭が理解していく。
と同時に、体中の熱がさらに上昇した。
さっきの凌牙の行為を思い返せば、思い当たることなんてただ一つ。
首元に走る熱い感触と、わずかな痛み。
恥ずかしさのあまり、テルさんの顔を見つめたまま指先を静かにボタンに滑らせ、解禁していたそこを閉じた。
……これで大丈夫ですか。
無言の問いかけに答えるように、テルさんが腕を離し、凌牙の居るあの鉄の扉に向かって歩き出す。
反対に、あたしはダダダダッと階段を駆け下りた。