至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
……そう言う凌牙は、きっと気づいてる。
あたしが七海さんをかくまっていることを……。
……なんで、気づかれた……?
「責任は、俺が取る」
凌牙はそう言うと、部屋に入って行った。
……凌牙、ありがとう……。
心に触れる言葉に、胸が熱くなる。
あたしを信じてくれて、そしてあたしも信じられる人がいるということ。
一人じゃないんだと改めて気づかされ、それだけで勇気が持てる気がした。