至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
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翌日、朝一番の訪問者は思ってもみない人物だった。
南条さんが応答したその人は……。
「人を探していてね。もしかしたらここに居るんじゃないかと思って来てみたんだ」
……琉聖さんのお兄さんで、七海さんの婚約者だという人……。
琉聖さんとは随分タイプが違い、ある意味想定の範囲内の人。
神経質そうな顔はしているものの、口調はやわらかかった。
「おはようございます」
少し顔見知りらしい旬は、そう挨拶したけど。
「何言ってんだ?昨日どれだけ俺達が探したか分かってんのか!?アンタが七海を追い詰めたんだろうが!」
怖いもの知らずの和希が食って掛かかった途端、その表情が一変した。
南条さんが応答したその人は……。
「人を探していてね。もしかしたらここに居るんじゃないかと思って来てみたんだ」
……琉聖さんのお兄さんで、七海さんの婚約者だという人……。
琉聖さんとは随分タイプが違い、ある意味想定の範囲内の人。
神経質そうな顔はしているものの、口調はやわらかかった。
「おはようございます」
少し顔見知りらしい旬は、そう挨拶したけど。
「何言ってんだ?昨日どれだけ俺達が探したか分かってんのか!?アンタが七海を追い詰めたんだろうが!」
怖いもの知らずの和希が食って掛かかった途端、その表情が一変した。