至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「……ごめんなさい。家族にもアメリカに行くように言われたり、逃げ場のない七海さんの気持ちを考えたら……」


「だから目ぇ瞑ったんだよ」


「……」


「そんなに俺、信用ねえのか?」


「……」


「何かあったら、すぐ相談しろ」


「……はい」


ごめん、凌牙。


信用してる。


信じられるって思ってるのに。


凌牙を頼れなかったのはどうしてなんだろう……。
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