至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
口早に捲し立てる様子に、みんなが心配してくれている気持ちが、痛いほど伝わって来て。
「ほんとにごめんなさい。またあたし、勝手なことしちゃって。みんなにも迷惑かけて、ごめんなさい……」
七海さんをかくまっていたくせに、昨夜寒い中、七海さんの捜索に行かせてしまったことも含めて謝った。
「…ったく、言わんこっちゃねえよ」
和希が怒るのも無理はない。
若菜が拉致されたときだって、大翔に『次はない』って釘を刺されていたんだから。
「説教はあとだ。休ませる」
凌牙は、まだ文句を言いたそうな和希をぴしゃりと切ると、あたしを抱えたまま二階へあがって行った。
「ほんとにごめんなさい。またあたし、勝手なことしちゃって。みんなにも迷惑かけて、ごめんなさい……」
七海さんをかくまっていたくせに、昨夜寒い中、七海さんの捜索に行かせてしまったことも含めて謝った。
「…ったく、言わんこっちゃねえよ」
和希が怒るのも無理はない。
若菜が拉致されたときだって、大翔に『次はない』って釘を刺されていたんだから。
「説教はあとだ。休ませる」
凌牙は、まだ文句を言いたそうな和希をぴしゃりと切ると、あたしを抱えたまま二階へあがって行った。