至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
髪をかきあげたその腕から、ブレスレッドが見えた。
あたしのネックレスとよく似た、あのパールの粒が。
――ドクンッ……
不意に胸が音を立てた。
……なんだろう。
なにか分からないけど、胸騒ぎがして。
あたしは首に掛けてあるネックレスを、表に出す。
このネックレスはお母さんの形見。
お姉ちゃんも同じものを持っていて。
見れば見る程、和希のブレスレッドの粒とよく似ている。
「……」
和希のブレスレッドは、テルさんから厄除けだと渡されたと言っていた。
あたしのネックレスとよく似た、あのパールの粒が。
――ドクンッ……
不意に胸が音を立てた。
……なんだろう。
なにか分からないけど、胸騒ぎがして。
あたしは首に掛けてあるネックレスを、表に出す。
このネックレスはお母さんの形見。
お姉ちゃんも同じものを持っていて。
見れば見る程、和希のブレスレッドの粒とよく似ている。
「……」
和希のブレスレッドは、テルさんから厄除けだと渡されたと言っていた。