至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
-35-
相変わらず、日中は暇だった。


だけど、こんな生活ももう今日で終わり。


今日は金曜日で、来週からは登校することになっている。



お姉ちゃんと話をしないといけない状況と、あまりにも暇なこのタイミングが重なり。


「何時に来る予定だ?」


「もうすぐ来ると思うんですけど……」


この家で再び会う約束した。



テルさんが残ってくれている家に、お姉ちゃんを呼ぶのははっきり言ってどうかと思った。


それでも、怪我をしているあたしが外に出ることは許されず、かといって、テルさんを追い出すわけにもいかず。



「テルさんは、どうしますか?」
< 530 / 815 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop