至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
救世主だなんて言うくらい。


双葉園の職員と同じ気持ちで、動向を見守っていたに違いない。


「……っ、それは……」


同じ”園児”でありながら、職員側の気持ちに立っていたことが気まずいのか、言葉を濁す。


「あたしね……その感謝されるべき、凌牙のことが好きなの……」


「えっ……」


「凌牙もあたしを好きでいてくれて……付き合ってるの」


誰かにこんなことを宣言するなんて、実際は恥ずかしいけど。


強い気持ちを持って、あたしは口にした。


「何言ってるの……」


お姉ちゃんは、一瞬顔色を変えたけれど。


「いつまで?高校を卒業するまで?」


「……は?」
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