至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「和希にも、渡したんだね……。お母さんの形見……」
「えっ?」
「和希は……肌身離さずつけてるよ……」
厄除けだなんて渡されたブレスレッドを嫌がらずにつけているのも、何か見えない力が働いているのかも……。
「そう……」
お姉ちゃんは、ハンカチで目を抑えて言う。
「和希が中学生になった時に、ブレスレッドにして輝之君に託したの。離れても……私たち3人が、姉弟である証に」
お姉ちゃんは、洋服の下に隠れていたネックレスを表に出した。
あたしも、同じように首元からそれを取り出す。
お姉ちゃん、そして、和希とも繋がっているもの……。
「えっ?」
「和希は……肌身離さずつけてるよ……」
厄除けだなんて渡されたブレスレッドを嫌がらずにつけているのも、何か見えない力が働いているのかも……。
「そう……」
お姉ちゃんは、ハンカチで目を抑えて言う。
「和希が中学生になった時に、ブレスレッドにして輝之君に託したの。離れても……私たち3人が、姉弟である証に」
お姉ちゃんは、洋服の下に隠れていたネックレスを表に出した。
あたしも、同じように首元からそれを取り出す。
お姉ちゃん、そして、和希とも繋がっているもの……。