至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「……っ……うぅっ……」
驚きなのか、悲しいのか、人違いをさせてしまった罪悪感なのか。
どれとも分からない涙が、机の上に次から次へと零れ落ち。
丸いしみは、後から後へと作られていく。
「……はぁ……うっ……はぁ……っ……」
胸が張り裂けそうで、手で作った拳を胸にあてて大きく呼吸を繰り返す。
苦しい。
胸が苦しいよ……。
こんなに、こんなに好きになっちゃったのに。
自分じゃどうしようもないくらいに、好きになっちゃったのに。
お姉ちゃんが言うように、柳迅会が敵の組織だとして。
……憎い組織だとして。
あたしはただ……
凌牙を好きなだけだったのに……。
驚きなのか、悲しいのか、人違いをさせてしまった罪悪感なのか。
どれとも分からない涙が、机の上に次から次へと零れ落ち。
丸いしみは、後から後へと作られていく。
「……はぁ……うっ……はぁ……っ……」
胸が張り裂けそうで、手で作った拳を胸にあてて大きく呼吸を繰り返す。
苦しい。
胸が苦しいよ……。
こんなに、こんなに好きになっちゃったのに。
自分じゃどうしようもないくらいに、好きになっちゃったのに。
お姉ちゃんが言うように、柳迅会が敵の組織だとして。
……憎い組織だとして。
あたしはただ……
凌牙を好きなだけだったのに……。