至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
……だけど。
これじゃあ、もう凌牙を好きでいていい資格すらない。
お姉ちゃんの言うように、初めからあたしは凌牙とは結ばれない運命だったんだ。
もう、悩む必要なんてない。
あたしが凌牙を選ぶかどうかの前に、あたしは凌牙に選ばれていたわけじゃないから……。
ちょうど、良かったといえば、そうなのかもしれない。
悩むこともなく、凌牙の前から去る理由が出来たんだから。
地獄のような場所から抜け出して、ちょっとの間、夢を見ていたと思えば……。
もともとあたしには、光なんかなくて。
闇から抜け出せない、あのころに戻るだけ……。
そう思えば、何も恐れることなんてないんだから……。
これじゃあ、もう凌牙を好きでいていい資格すらない。
お姉ちゃんの言うように、初めからあたしは凌牙とは結ばれない運命だったんだ。
もう、悩む必要なんてない。
あたしが凌牙を選ぶかどうかの前に、あたしは凌牙に選ばれていたわけじゃないから……。
ちょうど、良かったといえば、そうなのかもしれない。
悩むこともなく、凌牙の前から去る理由が出来たんだから。
地獄のような場所から抜け出して、ちょっとの間、夢を見ていたと思えば……。
もともとあたしには、光なんかなくて。
闇から抜け出せない、あのころに戻るだけ……。
そう思えば、何も恐れることなんてないんだから……。