至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
なんの変動も、刺激もない毎日。


その中でも変わらない想いは……凌牙に会いたい……。


こんなにも凌牙が好きになっていたんだと、改めて思い知らされる。



会わなくなれば、自然と消えてなくなると思っていたこの気持ちは。


会えなければ会えない程、日に日につのるばかりで。



会いたくて会いたくて会いたくて。


会いたくて、たまらない……。




『――俺の女になれよ』


なにも知らなかったあの頃に戻れたら……。




「凌牙……っ……凌牙……ううぅっ……」



声に出しては凌牙を想い。


あたしは毎晩、壱冴の枕を涙で濡らした。
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