至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「テルさんっ、嘘だって言ってよ!!!」
「うるせえっ!」
テルさんに向けた言葉を跳ねのけた壱冴が、上着のポケットからナイフを取り出し。
ソレを四方八方に振り回して、あたしを威嚇した。
「……っ、」
新たな凶器に、足がすくむ。
やっぱりソレを目にすると、あの時のことがフラッシュバックして声が出なくなる。
―――と。
――バンッ!
この部屋の扉が突如蹴り上げられて。
次の瞬間、数々の黒い影が飛び込んできた。
「うるせえっ!」
テルさんに向けた言葉を跳ねのけた壱冴が、上着のポケットからナイフを取り出し。
ソレを四方八方に振り回して、あたしを威嚇した。
「……っ、」
新たな凶器に、足がすくむ。
やっぱりソレを目にすると、あの時のことがフラッシュバックして声が出なくなる。
―――と。
――バンッ!
この部屋の扉が突如蹴り上げられて。
次の瞬間、数々の黒い影が飛び込んできた。