至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
せっかくだから、あのまま朝を迎えてもいいと思ったんだけど。
変なところで真面目な凌牙の「戻った方がいい」という一言で、余韻もそこそこに、あたしは一人でしずしず部屋に帰ったのだ。
凌牙は意外と、几帳面で神経質なところがある。
きっと、2人だけで住んでるわけじゃない家で、こういうのは……という気持ちがあるんだと思う。
そう言う考え方、嫌いじゃない。
幸せなあたしの気持ちとは対照的に。
「ああ」
なんら、いつも通りの返事と変わらない凌牙。
……低血圧のせい?
それとも、少しは恥じらいを持ってたりする?
変なところで真面目な凌牙の「戻った方がいい」という一言で、余韻もそこそこに、あたしは一人でしずしず部屋に帰ったのだ。
凌牙は意外と、几帳面で神経質なところがある。
きっと、2人だけで住んでるわけじゃない家で、こういうのは……という気持ちがあるんだと思う。
そう言う考え方、嫌いじゃない。
幸せなあたしの気持ちとは対照的に。
「ああ」
なんら、いつも通りの返事と変わらない凌牙。
……低血圧のせい?
それとも、少しは恥じらいを持ってたりする?