至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
うなされていたのか、汗をびっしょりかいている。
「……凌牙は……大丈夫……?」
側にあった、タオルを手渡す。
受け取り、それを顔に押し当てる凌牙に
「……ごめんなさい」
そう呟いたあたしに、凌牙も同じようにポツリと言葉を落とした。
「何も聞かねえよ……」
それは、聞きたくないと言うことではないらしく。
「ただ、側に居てくれるだけでいい……」
そう言った凌牙は、ただあたしの手を握り締めた。
「……」
凌牙らしくないすがるようなその手と、次の言葉にハッとした。
「……突然、居なくなるなよ……」
「……凌牙は……大丈夫……?」
側にあった、タオルを手渡す。
受け取り、それを顔に押し当てる凌牙に
「……ごめんなさい」
そう呟いたあたしに、凌牙も同じようにポツリと言葉を落とした。
「何も聞かねえよ……」
それは、聞きたくないと言うことではないらしく。
「ただ、側に居てくれるだけでいい……」
そう言った凌牙は、ただあたしの手を握り締めた。
「……」
凌牙らしくないすがるようなその手と、次の言葉にハッとした。
「……突然、居なくなるなよ……」