至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
番外編
若菜×和希
「やーっと終わった-!」
「うん、終わったね」
「勉強のしすぎで肩こっちゃった」
緑の木々が眩い5月中旬。
中間テストを終えて、昇降口を出るあたしたちの足取りは軽かった。
テストは嫌いじゃない。
だけど、テスト一週間前から、部活が中止になったり、職員室への出入りが禁止になったり。
そんな雰囲気がプレッシャーにもなり、窮屈でたまらないのは本当のこと。
「撮りためてたビデオ見なきゃ!やばっ、今月まだ漫画も買ってないし!」
隣を歩く友達の真菜(マナ)がそう言えば
「あたしたちは受験生なんだからね」
浮かれた真菜に釘をさす、もう1人の友達、亜子(アコ)。
学級委員を務める真面目な亜子は、早速気を緩めた真菜の紐を正すように言った。
「うん、終わったね」
「勉強のしすぎで肩こっちゃった」
緑の木々が眩い5月中旬。
中間テストを終えて、昇降口を出るあたしたちの足取りは軽かった。
テストは嫌いじゃない。
だけど、テスト一週間前から、部活が中止になったり、職員室への出入りが禁止になったり。
そんな雰囲気がプレッシャーにもなり、窮屈でたまらないのは本当のこと。
「撮りためてたビデオ見なきゃ!やばっ、今月まだ漫画も買ってないし!」
隣を歩く友達の真菜(マナ)がそう言えば
「あたしたちは受験生なんだからね」
浮かれた真菜に釘をさす、もう1人の友達、亜子(アコ)。
学級委員を務める真面目な亜子は、早速気を緩めた真菜の紐を正すように言った。