至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
琉聖さんが優しいのを筆頭に、結局、灰雅のみんなはいい人達で。


本部でもあの家でも、周りが思うよりかは馴染めてるはず。


「烈くんも見た目怖いけど、仲間思いの熱い男だしね」


「それ、すっごく思います」


あたしが攫われたとき、先頭を切ってスパイラルに向かって行った烈さんを思い出す。


もちろん、灰雅という大規模な組織を守る為でもあるのはわかるけど、あたしを守ってもらえたと思えるくらい勇敢な姿に胸が震えた。


甘えるわけじゃないけど、人から守ってもらえるのって、本能で嬉しい。
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