妄想女子とイケメン君
ガラガラ
教室のドアを開ける
「え、あれ誰?」
「あんな奴クラスにいたっけ?」
「すっげー可愛いww」
「俺、タイプー♡」
そんな言葉を無視して自分の席に座る
香苗に言われたとおり正々堂々する!
なよなよしない!
「ねぇ、あそこの席って桜木さんの
席じゃない?」
「も、もしかしてあれ桜木!?」
「嘘……だろ?あのオタクが?」
「マジかよ……」
千葉くんの方を見ると目を丸くして
こちらを見ている
私は千葉くんの前までゆっくりと行く
ドキドキドキドキ