妄想女子とイケメン君





「んー、それは気にしてないよ
それにさっきかばってくれたし……

かばってくれたのも嘘だったら怒るかもw」



「そんなことねぇーよ!!!」



千葉くんは勢い良く顔をあげて私の方を見る

目が合ってドキッとしてしまう



千葉くんは少し顔を赤らめると
また顔を机に伏せた



「桜木はいい奴だから……」



消えてしまいそうな声でそう呟いた



「あ、ありがとう//////」



私も消えそうな声で言った





今日は初めて3次元に照れた記念日だ





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