月夜の影3
健也はふと思った。
さっきから阿月は一言も声を発しない。
だけど筆談で話している。
初めて気持ちを伝えてくれた。
嬉しい気持ちでいっぱいになったが違和感が残った。
「阿月…声に出して話してみて」
阿月は口を閉じて首を横に振った。
「どうして…?」
健也は恐る恐る聞いてみた。
それに対して阿月は答えない。
「嫌ならいいんだ。ゆっくりでいいから」
さっきから阿月は一言も声を発しない。
だけど筆談で話している。
初めて気持ちを伝えてくれた。
嬉しい気持ちでいっぱいになったが違和感が残った。
「阿月…声に出して話してみて」
阿月は口を閉じて首を横に振った。
「どうして…?」
健也は恐る恐る聞いてみた。
それに対して阿月は答えない。
「嫌ならいいんだ。ゆっくりでいいから」