月夜の影3
そしてすぐに戻ってきた。
「阿月、着替えろ。出かけるぞ」
「千秋?」
「阿月も連れていく」
「おい、本気か?」
「だって許可はもらったし」
このまま阿月が離れないなら、一緒に行って飽きるまで待つというのが千秋の考えだった。
「…しかたない。阿月、着替えて。外で待ってるから」
阿月は頷いた。
そして健也のシャツから手を離した。
「阿月、着替えろ。出かけるぞ」
「千秋?」
「阿月も連れていく」
「おい、本気か?」
「だって許可はもらったし」
このまま阿月が離れないなら、一緒に行って飽きるまで待つというのが千秋の考えだった。
「…しかたない。阿月、着替えて。外で待ってるから」
阿月は頷いた。
そして健也のシャツから手を離した。