極上のスキャンダル!
シャーーー……
先に寝ててとは言われても、なんだかシャワーの音が気になりすぎて寝れない!
キュッ
止まった!
バタン
出た!?
はぁ〜。寝れるか、阿呆!!
スタスタ……
こっち来る!!
もしかして、ソファで寝たり……
ガチャ
しないよねー。
とりあえず、寝たふりだな!
もぞもぞ
はぁー!きたー!
ギュッ
!!
桜雅くんは私を抱きしめている。
待って待って!心臓破裂しそう!!
でも、すぐに
スースーー……
寝息が聞こえてきた。
私はクルッと向きを桜雅くん側に変えた。
サラサラの髪に触れる。
今日は何かあったんだろうか。
いつもの元気さが全くなかった。
明日には元気になってね。
よし!早く起きて朝ごはん作ろう!
そして、私はあったかい温もりに包まれて静かに眠りについた。