極上のスキャンダル!
理不尽なさよなら。
俺は東京に戻ってから何度も電話もLINEもしたけど、全く応答はなかった。
仕事の関係で羽純さんの家に行けたのは、3日後のこと。
しかし、何度チャイムを鳴らしても出なかった。
仕事かもしれないよな。
そう思って、帰ろうとした時、
「もしかして、相賀 羽純さんだったら引っ越しましたよ。」
そう、管理人さんが教えてくれた。
「そう……ですか。」
はぁ……。
引っ越しまでしてるってことは、結構前から念密に計画してたってことだよな。
もう、どうしたらいいかわからず俺はその場でうなだれていた。