*雪女ちゃんの秘密*
みんなは空気を読んで病室を出ていった。
はるちゃんも笑顔を見せて出ていった。
残されたのは私と拓海。
私は拓海の元へ近づいた。
「拓海。痛かったでしょ。怖かったよね。」
私は拓海のほっぺを触った。
「これから楽しくなると思ったのにね。初デートでこんなことになるなんて。...でもね私、拓海を好きになってよかったよ。少しの間だったけど両想いだって知れたし。拓海のことならなんでも分かるよ。」