*雪女ちゃんの秘密*

｢雪美ちゃん。｣



｢はい。｣





｢これからは俺が守っていくから。今日みたいなことがないように。｣



こんなことしか言えないけど、本当に雪美ちゃんを守りたいと思った。




もうこんな想いはさせない。




｢うん。ありがとう。｣




わ...雪美ちゃんが笑ってる。



不意の笑顔に..完全にノックアウト。



可愛すぎる...///




｢.../// 雪美ちゃん！笑えるじゃん！笑ってる方が可愛いよ！｣



この高校で雪美ちゃんの笑顔を見たのは俺だけかもしれない。



そう思うと本当に嬉しくて仕方ない。



｢も、もう笑わない。｣



恥ずかしくなったのか後ろを向く雪美ちゃん。



その姿も愛おしい。



｢えー！なんでー？雪美ちゃんには笑ってて欲しい。もったいないよ、そんなに可愛いのに。｣



...と思う反面、俺だけが見ていたいとも思う。




俺ってワガママだな。