*雪女ちゃんの秘密*





てか、いつから見てたの?




起きてるなら言ってくれても...。



海斗のバカ!



って...バカは私か。



一人で舞い上がってほんとバカみたい。



いつの間にか海斗のことがこんなに好きでバカみたい。



「...?!雪美ちゃん!どーした?なくなよー。」



あ、ほんとだ。



私泣いてるじゃん。



自分が泣いてることにすら気がつかなかった。



「もーやだ。」



「え?」



「今までは家帰ったら拓海のことばかり考えてたの。でもね、今は学校にいる時も帰ってからも考えてるのは海斗のことなの。」



もー私何言ってんの。




< 81 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop