*雪女ちゃんの秘密*





「なぁ、雪美ちゃん。...キスしてもいい?」



「えっ...!」



驚いたのか突然テンパりだす雪美ちゃん。



そんな姿も愛おしい。



「やっぱダメか?」



俺の質問に首を横に振る雪美ちゃん。



下向いてたら出来ないんだけどなー。



「雪美ちゃん。」



俺が呼ぶと俺を見上げてる雪美ちゃんに触れるだけのキスをした。



「雪美ちゃん、好き。」



あー俺ほんとにこの子の彼氏になれたんだ。



「私も....!」



「???」



「私も...海斗が好き。大好き。」



うわ、めちゃくちゃ嬉しい。



雪美ちゃんが彼女になって大好きなんて言われて俺は世界で一番の幸せ者だよ。




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