いちご飴と君。



面白くないけど笑っちゃう。

笑えてるかわからないけど笑がこみ上げてくる。


「あははっ、あはっ…」


「美雨ちゃん…」


心配そうに3人は私を見つめる。

大丈夫だよ。

私は、大丈夫。


「許せないわね、美雨をこんなにして…!」

「本当だよね、あいつ何がしたいんだろーね。」


心配した顔から一変、恋乃ちゃんと水上くんは怒った表情になる。

「どうしたの?」

「待っててね、美雨。」


そう言って2人はどこかへ行った。


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