いちご飴と君。
「あ、しょぉくん…あつぃぃ…」
「は!?美雨!?」
しょーくんだー…
「きょーへ、部屋まで連れてけ」
「え!?なに、恋乃どーしたの!?」
水上くんもいる…
私は翔くんに部屋に連れてってもらってやっと落ち着いた。
「さっきの風呂の会話」
「え?」
「…丸聞こえだったから。」
えええええええええええ!?
とことん胸について言い合いをしたあの会話、丸聞こえだったの!?
は、恥ずかしい…
「き、聞かなかったことにしてね?」
「…あぁ。」
「そろそろ帰るわ。じゃ、きちんと寝ろよ?怖くなったら隣きていいから。じゃーな。」
なんで優しいの…バカ。
せっかく赤い顔が戻ったのに、また真っ赤になる顔。
バカ翔くん!
*
「あれはやばいって…」
翔くんも翔くんなりに困っていた。
*