いちご飴と君。



やっぱり動じない翔くん。


ちょっと、いやかなり傷つく。

「…じゃ。このクラスの出し物はお化け屋敷で。」


キーンコーンカーンコーン…


終わった授業。

それと同時に恋乃ちゃんと水上くんがこっちに来る。


「なにあいつ。俺、ちょっと見損なったわ。」

水上くんが真剣な顔で言う。

「嫉妬してここまですることないわよね。」

「本当だよなー。」


嫉妬?

なわけないじゃん。私何もしてないもん…

やっぱり翔くんは私のことが嫌いになったんだ…


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