☆Friend&ship☆ -序章-
「…」
「…」
「…」
「…」
会話がな~い。
オリオンく~ん(大泣)
「いくつ?」
「分かりません。いくつがいいですか?」
「タメ口」
「あ、ごめんなさ…」
慌てたのかそのままずっこけた。
そのまま前転して起き上がって目を回して倒れたところを抱きとめた。
何してんだこいつは。
「…大丈夫かよ?」
「ごめんなさい、大丈夫」
本当かどうか疑わしい…
「ほんとの年はいくつだよ」
「今は特には。ご主人様の理想」
「めんどくさい」
「…そういえば、仕事は?」
「あぁ。船の改修。大幅に拡張しといて。あと快適性とかもあげといてもらえると助かる」
「わかった」
やっぱり声に感情がこもってない。
どんな待遇を受けてきたんだ?
いや、込めようっていう努力はひしひしと伝わるけど。