☆Friend&ship☆ -序章-
「あいうえ…おはよう(゚▽゚)/」
「「聞いた」」
「冷たい(≧ω≦)冷え冷えっ」
「キング、ゼウスのテンションがおかしいから殺ってくれないか」
「うん、ひどいね(ノ_・。)やめようね~(T_T)」
「やはりおかしい。いつもなら少しおかしいにしても(T_T)何て言わないはずだ」
「いろいろ疲れてるんだろ。ほっておいてやれよ」
「そうかもしれないな」
やっと退院の許可が出たタナトスは早速図表を製作しはじめていた。
そこへいつもの数倍頭のネジが吹き飛んだゼウスが妙なテンションで近づいてきたのだ。
いつものように冷たくあしらわれてガーンと行きたかったが、それでは目的が達成できない。
ゼウスは涙を呑んで二人を見つめた。
「新しい偽名考えようと思って」
「そうか。がんばれ」
「適当!?適当やめてちゃんと考えよう」
「勝手に決めろ」
「いい?」
「どうぞ」
「(^o^)/ハーイ」
ニコニコ喜ぶゼウスをキングが苦笑してコツンと叩いた。
「俺はそのままがいい」
「ん」
素直ににこっと笑ったゼウスに、タナトスがため息をついた。
「その美貌半分欲しい」
「それ以上美形になったら化け物だけど?」
「…?」
「後で説明するな。バイバイ」
手を振ったキングは隣でクエスチョンマークを浮かべていたタナトスを見て軽く笑った。