☆Friend&ship☆ -序章-

秘密


「わーーーーー!!!!」

「…」

「ぐすん…」

「…」

「わっ!!」

「…」

オリオーン!!!!!

「何でなんも反応しないの…」

「…」

「おーい(泣)」

「…」

駄目だ…

以前にもまして無感動になったオリオンは笑いもしなければ悲しみもしない。

驚きもなし。

恐怖もなし。

喜びもなし。

なに?

こんなんで生きてる意味あるわけ!?

「オッケー…じゃあ、本当の名前は?」

「オリオン」

「そうじゃなくてだな」

「オリオン」

「生まれたときにつけられたや」

「オリオン」

「違うだろ?」

「違わない」

「上は?」

「…」

「おい」

「…」

「ヤッホー」

「何にすればいい?」

「だから…」

俺は悲しんだ。

だって、俺の予想どうりの反応をしてくれない(泣)!

「何で教えてくれないの…(/_;|||)」

「…敵船襲来。敵船襲来。船長、指示をお願いします」

ほらすぐに変なことを言い出す…

「反抗期なのはわかるけどさ、もうちょっとさ、こう…」

「…敵船襲来。敵船襲来。船長、指示をお願いします」

「は!?」

何故それを早く言わない!!←

「何とかしろ!!」

「はい、何とかします」

___どかーん。

↑!?

「何とかしました」

何者だこいつは…


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