☆Friend&ship☆ -序章-
「た~だいまぁ♪」
「お帰りなさいませ」
「どしたタナトス!」
優雅に跪いたタナトス。
(0 o 0)ポカーン
としたゼウス。
「「「…(汗)」」」
困っている不特定多数。
「誰…?」
これはイーリス。
「船すg「なんだこのイケm「まさかこいつ虹g「オッドアイ!!」
めちゃくちゃにしゃべりだす不特定多数。
あるものは船内に絶叫。
あるものは跪くタナトスに見惚れ。
またあるものはイーリスを指差してあわあわ。
「キャプテン!どうなってるんですか?!」
「あの子オッドアイですよね!のろわれますよ!」
「「…」」
物凄い冷やかな視線と物凄い殺気だった視線を容赦なく浴びせるタナトス&イーリス。
「...そんなにいるならもっと買い出しにいかなくちゃならないんだが」
「あー...そーぉ?」
「ああ。行ってくる」
「あっ!おい待てって!
おい海と森から一人ずつタナトスを手伝え!」
「了解でーす、キャプテン」
「...別にいい。俺一人で十分だ」
「せっかく部下がいるんだ、使わなくてどうするんだよ」
「使うも何も俺はこの船の奴「はーいいってらっしゃーい」
「...」
半ば強制的に降ろされたタナトスと二人のクルー。
「よろしくお願いします!」
「...悪いが、少しゼウスのあの選択と指示を聞かせてもらえるか」
タナトスは静かに帆をはりながら言った。
「知らないんですか!?」
「ああ。海だの森だのは全く」
「そうなんですか」
そうして、二人は話し始めた。